イベント・講座情報
Global Discussion Camp(GDC)について
GDC とは、本学と交流重点校とで実施する、正課外の国際教育プログラムです。交流重点校から海外の学生を東京に招き、設定されたテーマについて東京都立大学の学生たちと発表・討論を行います。参加学生は、国際色豊かな講師陣による講義、フィールドスタディ、グループディスカッションを通じて共に学び、グローバル社会で活躍するための英語コミュニケーション能力を磨きます。また、異なる価値観や文化に触れることで、互いの社会を理解することを目指します。
2025 年度のテーマは「Biodiversity and Sustainability」です。生物多様性に関するデータを利用した社会課題への取り組み(Addressing social issues using biodiversity data)、自然と共生する未来を創る - 科学・政策・教育からのアプローチ(Creating a future living in harmony with nature - approaches from science, policy, and education)、共生社会の実現:里山、持続可能な観光、そしてSDGs(Living in harmony: satoyama, sustainable tourism, and the SDGs)に焦点を当て、刻々と変化する日本社会への理解を促すとともに、世界の都市が直面する課題に対して国境を越えた連携の可能性を探ります。
2025年度のGDC応募受付期間は、2025年3月10日(月)~4月14日(月)12:00です。
お問い合わせは、gdc@jmj.tmu.ac.jpまで。
2025年度GDCの募集要項・ポスターは以下のとおりです。
GDC募集ポスターはこちら
募集要項はこちら
過去のGDC実施概要は以下のとおりです。
Global Discussion Camp 2024 実施概要 (JP) (EN)
Global Discussion Camp 2023 実施概要 (JP) (EN)
Global Discussion Camp 2022 実施概要 (EN)
※「2023 Newsletter TMU Times Vol.8」内に実施概要を掲載しています。
都市外交人材育成基金留学生受入プログラム 修了報告
都市外交人材育成基金による留学生受入プログラムで首都大学東京へ留学し、この9月でプログラムを修了する留学生が修了報告のため、上野学長を表敬訪問しました。(2018年9月12日)
学長からの祝辞に加え、留学生一人ひとりから、それぞれの研究成果、日本での生活、将来の進路などが語られました。
また、留学生からは今後も首都大学東京とのつながりを大切にしていきたいとの声も寄せられました。




グローバル・コミュニケーション・キャンプについて
2018年度より新たな国際交流活動の支援制度として“グローバル・コミュニケーション・キャンプ”がスタートしました。
本制度は多様な人材と協働しながら課題解決に取り組むことができる人材の育成を目的として、海外大学の学生と議論や討論などを行うプログラムに参加する学生に対して支援を行うものです。2018年9月末時点で本制度により、45名の学生を支援しています。プログラムも中国、インド、ミャンマー、アメリカ、オランダ、フランス、ロシアと世界各地で実施されています。
2019年度末までには合計50名以上の学生が海外プログラムに参加する予定です。




協定校でもある中国の華南理工大学を訪問し、日本語学科の学生とスピーチ大会や現地視察を通して相互理解を深めました。スピーチ大会では日中文化の比較、それぞれの食文化、観光名所などの紹介、中国語及び中国文学を学んで気づいたことなど、多岐に渡る内容の発表が行われました。




協定校でもあるロシアのトムスク国立大学主催のサマースクールに参加しました。サマースクールには南アフリカ、シンガポール、イタリア、オランダなど様々な国から40名以上の参加者が集まり、アルタイ山脈の登山ルートのベースキャンプにも相当するアクトゥル研究拠点での植生調査、氷河地形の観察や、オビ川沿いの研究拠点での植生調査、鳥類調査、ほ乳類調査、ビーバーダム調査などを行い、日本では見ることのできないダイナミックな地形を実体験することができました。




中国の農村地域(浙江省安吉県)にある市街地を対象に、上海視覚芸術院の学生とともに現地に滞在し、共同で調査や提案作成を行い、都市計画について現地政府に対してプレゼンテーションを行いました。学生のコミュニケーション力の向上とともに、初めての土地で短期間で調査からプレゼンテーションを行う能力を養うことができました。
海外との教員交換の取組について
本学では2017年度から、海外の優れた外国人教員を招聘するとともに、本学の教員を海外の大学等へ派遣し、双方で講義・セミナー等を行う、教員交換の取組を行っております。
この取組は、国際教育交流の促進とともに、本学の学生に海外大学の教員による授業等を受講する機会を提供することで学生の国際的視野を広げることを目的としています。
2017年度は14件の教員交換が行われ、2018年度は年度末までに13件の教員交換が実施される予定です。


イギリスのシェフィールド大学の先生を招いてのセミナーが行われました。


ポーランドのグダンスク大学の先生を招いて、講義・セミナーが行われました。
学部、大学院生だけでなく海外からの留学生も参加し、ポーランドをはじめとするヨーロッパの年中行事や食事についての講義に加え、ポーランド料理と日本食を実際に作るワークショップも行われました。参加した学生からは、「食文化の角度からヨーロッパ文化に触れる貴重な機会となった」など、教員交換の取組を通じて、自身の視野の拡大につながったという声が寄せられました。